こんにちは!Rhinoです。
何だか暗いニュースが飛び交っていますが、頑張っていきたいですね!
今日はMayaでUV展開を行う際のちょっとしたTipsをご紹介したいと思います。
ツールを使えば簡単に解決できるかもしれませんが、必ずしもツールが使える環境が整っているとは限りませし、もし今まで手作業で行っていてもうちょっと早くできないかな?と思っていらっしゃることがあればお試し頂きたいと思います。
シリンダーのUV展開
まずはよくあるシーンだと思いますが、シリンダーを使ったUV展開についてです。
裏面は決してあります。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_1500_750_001.gif)
UVはこうなってます。
この厚みの部分をどうにかしたいと思います。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_uv_1500_750_001-1024x512.jpg)
まずはAutomatic Mapを使ってUVを開きなおします。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_mapping_001.jpg)
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_mapping_automatic_map_001.jpg)
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_uv_automatic_map_1500_750_001-1024x512.jpg)
厚みの部分をUVの比率をUnfold Along VでV座標にそってUVの比率を合わせます。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_uv_unfold_along_v_1500_750_001.gif)
ここでMove and Sew EdgesでUVを繋げてみます。
UVの形状が崩れて失敗しまたね。これを解決したいと思います。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_uv_move_and_sew_edges_1500_750_001.gif)
その為にUVをCutします。
Cut後、円周部分を繋げます。
最後に厚みの部分のエッジのUVを繋げると形状をある程度維持したままUVを編集可能になります。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_cylinder_model_uv_cut_and_sew_edges_1500_750_001.gif)
チューブのUV展開
次はこんな形状を想定しました。
背景などを作っているとよくあるのではないでしょうか。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_tube_model_uv_automatic_map_1500_750_001-1024x512.jpg)
シリンダーの際にはCutしたのですが、今回はすべてのフェースをUnitizeで正方形の形状に変更します。UVが斜めに傾いていたりすると繋ぎにくいですからね。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_tube_model_uv_unitize_1500_750_001.gif)
この状態でシームにしたいエッジ以外のエッジのUVをMove and Sew Edgesで繋げます。
その後Unofoldで比率を合わせ、Normalizeで0-1空間にフィットさせます。
![](https://www.betternowcgz.com/wp-content/uploads/2022/03/maya_tube_model_uv_normalize_uv_1500_750_001.gif)
どちらもちょっと手間ですが、最初にも申し上げたとおり必ずしも便利なツールが使える環境にあるとは限らないことから、こんな方法を使ったりしています。
もしお役に立てたら幸いです。
では、また!
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