こんにちは!Rhinoです。
今日のトピックは僕が苦手なUV展開です。
時間もかかりますし、やっかいですよね。最近では便利なツールもたくさんありますのでそれらの導入を検討されている、または既に導入済みの方も多くいらっしゃると思います。
ですが、敢えてMayaでやってみたいと思いますw
今日展開するのはこちらのモデルです。
モデリングしたばかりですとUVはこんな感じでしょうか?
外装部分のUVを表示してみました。
まずは自動展開
UVの消失などを防ぐために、まずはモデルを選択してAutomaticでUVを一度自動展開します。
こんな風に開かれました。
このままではちょっと使いづらいですね。
すべてのUVを切り離す
ここでエッジモードに変更して、すべてのUVを切り離します。
UVのシーム(縫い目)になるエッジを選択する
切り離したら、今度は最終的にUVのシームになるエッジを選択します。
こういうエッジを選んでみました。
シーム以外のUVを繋ぎ合わせる
シームが決まりましたら、シーム以外のUVを繋ぎ合わせていきます。
まずは選択を反転し、シーム以外を選択します。
反転したら、Move and SewでUVを繋ぎ合わせます。
何だかメチャクチャになりましたね。でも大丈夫です!
UVの形を整える
繋ぎ合わせたばかりではメチャクチャでしたので、Unfoldを使ってUVの歪みを取り除き、形を整えます。
さらに基準となるエッジを選択後、Orient Shells to edgesでUVの傾きを補正します。
テクセル密度を整える
ある程度見やすい状態になったかと思いますが、ややテクセル密度にバラつきがありますね。これをUVToolkitのTexel Densityを使って修正してきます。
詳しい使い方は過去記事がありますのでそちらをご覧ください。
テクセル密度を揃えます。
ほぼ均等になるようにスケールされまてますね。
レイアウトをして完成
最後にUVをレイアウトして完成となります。
モデルの形状によっては今回の方法では上手くいかない場合もあるかと思います。
それそれ工夫してみて下さい。では、また!
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